神さまにおねがい!!~カミコイ~

 
  「ヴィーナスさまが…肌を露にして…水浴びしております!!」



  ペガサスは慌てた口調で俺に報告して来た。


  「……また…あの泉か…」


 
   俺は…ペガサスの背に乗って…ヴィーナスが水浴びをする泉に急ぐ。


   ペガサスは空を駆け、泉を見つけると風を切るように急降下を始める。



  「あ…マスター!?」


  いつもの無邪気なヴィーナス…俺の手を振る。



  裸のヴィーナスの体にはカイザーの黒マントが被せられていた。



  キングとファラオの姿も…。


  「皆も浴びればいいのに~気持ちいいわよ~♪」


  3人とも顔を合わせて…深い溜息。


  「カイザーのマント…返さないと~」



  「いいから…被っててくれ><」



  いつもクールなカイザーも慌てふためく。
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