神さまにおねがい!!~カミコイ~

 ヤッキーはウレシそうに…何処からともなくコテを二つ手にした。


 「マイ コテ」


 「えっ…!!?」


 「俺は2枚とも焼いてやるよ~」


 満面の笑顔で…その上…ウィンク☆


 それにはボクの胸はときめいた…。


 「……」


 店内はけっこう人が入っているけど…誰もヤッキーには気が付かない…。


 髪は金色で瞳はエメラルドのカラコンだけど…。


 顔はかなり素顔…。


 ヤッキー本人は全く気にしてない素振。


 ボクの方がバレなにか背中に焦りの汗が滲む。
< 50 / 269 >

この作品をシェア

pagetop