Bコース
あー、クラクラした。


額にのった冷たいタオルが気持ちいい。


「落ち着いた?」


「うん、ありがとう悟。」


「いつまでもバスタオルじゃ、風邪ひくから着替えような。」


悟から着替えをわたされる。


パジャマに下着。


うん、まぁ、洗濯もしてもらってるし、今さら下着で騒げないけど、恥ずかしいのは恥ずかしい。


「どうした?
7月だって、バスタオルのままじゃ風邪ひくよ。
着せてあげようか?」


クスクスと笑う悟。


「だっ大丈夫。」


かわらわれてる。


12才も年下のくせに。


……そうだよね、12才も違うんだよね。


なんか、意外にショックうけてる自分にびっくり。


「部屋出てるから、着替え終わったら出ておいで。」


「うん。」


「小百合、素直。」


ー チュッ ー


ちょっとさっきから、キスしすぎだよ。


三回目の唇へのキス。


もう、もう、もう。


ドキドキしちゃうじゃない。

「どうした?
嫌なの?」


「嫌じゃない。」


私バカ、なに素直に言ってるのよー。
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