俺様保健医の甘い罠《fin.》
「似合ってる」
「ほんま!?」
うれしい!!
ていうか、にやけてしまう!!
「俺が選んだんだから、当たり前だけどな」
えっ!?
久世が選んだって、このドレスを!?
うそやん!!
「あ、ありがと……?」
「あぁ」
その後、マンションの下に迎えの車が来て、それに乗ってドデカい屋敷みたいな家に連れて行かれた。
ここは……なに?
まさかのハリー・ポッター!?
魔法学校ですか!?
門の前で唖然とするウチを放って、久世は中に入っていく。
え……!?
まさか……ここが家?