遠距離恋愛
数分によって、イスは片付けられた。
自分でいうのも何だけど、正直私は几帳面。
A型なのもあるっていうけど・・・。
「じゃぁ、解散でいいよね~」
美樹が切り上げて図書室を出ようとした。
「待って。ちょっとズレてる」
私は、美樹を引きとめた。
「えぇ~。いいじゃん、それくらい」
美樹が呆れた顔をしていった。
私は、イスの色と種類を合わせた。
イスをまた持ち上げようとした。
「あ...」
また優しい手が私に触れた。
「俺も手伝うから」
そう言って、私の隣のイスを持った。
「仕方ないなぁ。じゃぁやるよ」
美樹たちもまた向きを変えた。
そして、私と康くんによって、イスは几帳面に並べられた。
角度もほぼ完璧に並べたイスを見て、満足そうな顔をした。
「よし、完了」
そうして、私たちは図書室を出た。