バツ2彼氏
「でも…」
「それにしても随分 大胆な格好で来たねー。優香さん」
健くんはあたしを下から上まで見回してる。
「親父、そーゆうの好きじゃないと思うけど?」
「…はは」
それは身に染みて分かりましたって。
「羨ましいな、親父は」
「…!?」
あたしは突然、健くんに腕を引っ張られた。
「こんなイイ女と一夜を…」
「ちょっ」
急接近したあたしたちの体。
健くんはあたしの腕を壁に押し付ける。
「ちょっと! またそーゆう冗談を…」