バツ2彼氏

頬に当たる冷たい感触。

見上げると、空から細かい雪が舞い降りてきた。


「マジで雪降ってきたよっ」


あたしはベンチに腰を掛けて、その雪を見つめる。


あたしの他に人はいない。

寂しいし寒いし、何だか急に眠くなってきたよ。

そして先生の顔がふっと浮かんできた。


会いたいー。




「先生…」


あたしは降り注ぐ雪の下で、ギュッと瞳を閉じたー。






< 193 / 210 >

この作品をシェア

pagetop