バツ2彼氏


あたしの言葉に、先生はキョトンとした顔をしている。


「これからは隆弘って呼ぶ。だから先生も…」

「何だか違和感が…」

「いいでしょっ? ねっ!!?」

「分かったよ。…優香」

「…」


あたしはその言葉に思わず赤面した。

嬉しいけど、何だか恥ずかしい。




「自分から要求しといて真っ赤になってるし?」

「…なってないもん」

「なってる」

「なってなーい!!」

「…はいはい」






< 208 / 210 >

この作品をシェア

pagetop