私は先生のお嫁さん
気がつくと、俺は部屋から出て哲也が俺の手を握り、驚いた顔をしている。

「…ったく、落ち着けよ…南。

大丈夫だって。」

「わかってる…。
だけど…やっぱり不安になって…。

だめだよな…。全く。
まさか自分がこんなこと言い出すなんて思わなかった…。」

「…大好きなんだな(笑)」

「まぁな(笑)」

俺が答えると今度は茶化すかのような笑みを浮かべてる哲也。

「……なんだよ。」

「クス。…いや、天下の南様にも
ライバル出現か…って思ってさ(笑)」

「……何言ってんだよ…
相手は子供だぜ?」

「しっかり…首輪で繋いでおけよ。
可愛い千里ちゃんに(笑)」

「クスッ……

あぁ、“俺様のしるし”っていう首輪をな(笑)」

「ほどほどにしてやれよ…(笑)?」

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