私は先生のお嫁さん
「やったぁ☆
じゃ―あ、お言葉に甘えて~♪

私、レモン♪レモンがいい★」

「じゃあ…ごちそうさまっす。
俺はメロンで。」

『おう。遠慮すんなよ(笑)

千里はイチゴだよな。』

「う、うん。」

私が答えると優しく微笑み買いに出かけた。

「千里いちご好きなの?」

「う、うん。」


「やっぱり可愛いなぁ―♪」

「か、可愛くないよ!全然……。」

一体…南はどういうつもりなんだろう。

……いざとなった時には…何て言おう。

「千里……?」


心配そうに私の顔を覗き込んでる佳那。


ダメだ!しっかりしないと!
よし、なんとしてもバレないようにしないと!!


『おーい、ほら買ってきたぞ。』

そう言うとさっき買いに行ったばかりの南はいつの間にか、

おぼんにレモン、メロン、イチゴ、ブルーハワイの色とりどりの美味しそうな、かき氷をのせて帰ってきた。


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