不器用な君等の唄へ


合宿は終了した。

もしかしたら、あの合宿は佐々木先輩が俺の為に開いてくれたんじゃないかと思った。

「あ、おはよー。」

フラオブの部室には、メンバーが揃っている。

文化祭が終われば、先輩方は大体引退の時期に入る。





夏が終わる。

蝉は一週間で命を落とす。

グラウンドと部室の空気を吸いたくなった。





合宿カンツォーナ
END.
2011.08.01




< 150 / 150 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:2

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

ほしうらない
鯵哉/著

総文字数/13,473

恋愛(オフィスラブ)53ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
いつも物語は 自分を軸にまわっていなくて いつになったら あの星みたいになれるのだろう
嘘八百
鯵哉/著

総文字数/20,590

恋愛(ラブコメ)80ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
出会いは嘘だらけで 付き合いも嘘だらけで 何一つ どこにも 本当はないのに 「フードファイター」 「まじか」 あなたのことが 忘れられない 試運転 20250101
a Piece of Cake.
鯵哉/著

総文字数/35,145

恋愛(純愛)135ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
空腹を満たすこと。 話を聞くこと。 笑顔にすること。 傘を差し出すこと。 君を愛すること。 そんなの全部、簡単なことだ。 君から愛されるよりずっと、 簡単なことだ。 試運転20230430〜

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop