君の笑顔が




悠斗の手が動いた?

やっと?やっとか?

待ちくたびれたよ悠斗。

1年間待ったかいがあるってもんだ。

お前目さます気あったんだな。

ゆきを放っておく気はなかったんだな。



安心した。


俺はこれから悠斗が目覚めるまで
ゆきを守っていくと決めたよ。



お前の代わりにな。




俺はゆきが好きじゃけど、
お前から奪う気はさらさらない。

だってゆきがお前を好きだから。


奪えるもんなら奪ってみたいけど
ゆきが悲しむからそんなんできん。








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