青春白書

進学





大学入試の日は、今年一番の寒さだった。



息は私の前で白く濁り、頬に冷たい痛みを覆った。





テスト用紙が配られ、




時計の針を確認して、深く鼓動を整えると、




その時の、合図を待った。







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