奈良の都の妖しい話
「おまたせ。・・・どうしても、この子だけは連れて行きたかったの。」

「みゃ~。」

「はあ・・・。仕方ないですね。」

「ありがと。」

「それでは、行きますか。」

「ええ。」

こうして、二人と一匹の旅は始まったのであった。
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