メモリーズ~I





「うん、翔人だよ。」





「........。」





「だから純....。」





「おいっー。」






泰悠が低い声で‘おい’っと言った




もうこれ以上言うなってことかな....。






「ほらっ。純....もう帰ったら?」





‘夕方だし’っと言う言い訳を作って




純とバイバイした









病室に張り詰める重い空気













「............俺の

気持ち....少しは考えろよ。」
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