瞑想
プロローグ
「ねぇ、ちょっと図書室ついてきてくれない?」


「うん、いいけど」


橋本湊、中学3年生。


部活も引退し、本格的に受験生。


「ったく・・・受験生の癖に筆箱忘れるとか意味わかんねー」


「なんで忘れたのかなー・・・」


「こっちが聞きたい」


隣にいるのは中崎大樹、中学3年生。


2人はいつも一緒に帰っていた。





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