君・恋・スマイル~初恋~
「デッ、デートッ!?」

私の顔はこれまでにないくらい赤みを増す。

「がんばれよ、兄ちゃん。」

「鈍感だけど・・・。
がんばるよ。」

鈍感・・・?

がんばる・・・?

意味わかんない。

なんなの!?

「ど、どういうことっ!?
凜っ!」

「なーいーしょーっ♪」

凜はニーッと笑う。

「凜のイジワルッ」

私はほっぺたをぷぅーっとふくらます。



私って・・・鈍感?
< 114 / 393 >

この作品をシェア

pagetop