君・恋・スマイル~初恋~

side凜

「よーしっ‼後、ノルマ達成するまで4ページ。思音、りまり、ありがとう♪」

「ねむー・・・。」

昨日から始まったお泊まり勉強会IN真衣家。

それも、一夜が明けた。

昨日の夜、俺らは夜中の2時まで話していた。

・・・正直、男子三人にとって、このお泊まり会はドキドキだった。

だって、ひとつ屋根の下に好きな女がいると思うと・・・。

いや、うん。

これが普通の健全な男子なのだ。

で、みんな結局眠れなくて、話してたわけ。

そんなことは一切知らない女子は、朝7時にたたき起してきやがった・・・。

睡眠時間、5時間。

そんで、今は午後2時。

俺らを尋常じゃないくらいの暑さが襲う・・・。

「あぢ・・・。」

「ねぇねぇ、外いこー!」

真衣が嬉しそうに言った。
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