君・恋・スマイル~初恋~

side智

「・・・。」

あぁーっ!

店番とかもうありえないだろ。

朝から商店街のババアの相手ばかり。

智ちゃんえらいわねぇー。って・・・。

いくつだと思ってんだよコノヤロー・・・。

若い女が来ればいいってもんじゃないけど。

オレはりまり意外興味ない!

やっぱりバイト探すか・・・。

「しかし、暇だな・・・。」

さっき思音が帰ってから客が一切来ない。

思音とりまりのこと話して、また会いたくなった。

「こんにちは!」

なんだかぎこちない挨拶が聞こえた。

「あのね・・・会いたくなって、きちゃった!」

今度は甘ーい声。

なんなんだ・・・。

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