君・恋・スマイル~初恋~
結局、私は今日1日、授業も部活も集中できなかった。

「・・・・。」

6人で帰ってるときに私が無言でいると・・・。

「あぁっ!
真衣が無言とかマジ調子狂うっ!
いくぞっ」

凜が突然私の手首をつかんで歩き出した。

「ちょっとっ?
何よ、凛!」

「はぁ・・・。
やっぱり凜ならそうすると思ってた。」

りまりもため息をつきながらついてきた。

「?」

「まだわかんないのかよ。」

「なっ、何よっ、わかってるなら教えてよ、智っ!」

「思音の家に行くんだよ!」

優真がにっこりと笑う。
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