【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》
ドキドキしながらキヨちゃんを見ていると、キヨちゃんは鞄から袋を取り出す。
その袋から出て来たのは、紫掛かったピンクと、それから黒と赤と緑が織り成すチェック柄の可愛い、踵に2センチ弱のヒールの着いたパンプスだ。
キヨちゃんの左の太股に乗った私の右足は、そのパンプスに包まれる。
なんだかシンデレラになったみたい。私は鼻の奥がツンとなり、嬉しくて泣きそうにる。
「ぴったり。絶対、合うと、思ったから、良かった。」
そう言うとキヨちゃんは滅多に見れないとろけるような笑顔を見せてくれる。
「キヨちゃんが選んで買ってくれたの?」
「ん。店員に、じろじろ、見られながら。」
キヨちゃんが選んでくれてる姿が思い浮かんで、私も笑顔になった。
その袋から出て来たのは、紫掛かったピンクと、それから黒と赤と緑が織り成すチェック柄の可愛い、踵に2センチ弱のヒールの着いたパンプスだ。
キヨちゃんの左の太股に乗った私の右足は、そのパンプスに包まれる。
なんだかシンデレラになったみたい。私は鼻の奥がツンとなり、嬉しくて泣きそうにる。
「ぴったり。絶対、合うと、思ったから、良かった。」
そう言うとキヨちゃんは滅多に見れないとろけるような笑顔を見せてくれる。
「キヨちゃんが選んで買ってくれたの?」
「ん。店員に、じろじろ、見られながら。」
キヨちゃんが選んでくれてる姿が思い浮かんで、私も笑顔になった。