【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》
出会った頃から不思議系で、哀愁を帯びた顔をしていて、他の男の子とは何か違ったキヨちゃん。



こんな風に、甘い時間を共有する存在になるなんて、想像もしてなかったけど



だけど今、不思議な王子と幸せな時間が共に出来て、私はバッタモンなお姫様でも幸せ者に間違いはない。



キヨちゃんは、不思議系男子過ぎて、未だに全然把握しきれないけど。



だけど今、一つだけ分かることがある。



それは、この超美形な不思議系男子は、意外と手が早い、ということだ。



私はキヨちゃんのせいでふわふわした世界の中に誘われながら、そんなことをぼんやり考えた。








-----------------fin.
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