deepdeepdeep 夜の帝王との秘密な関係 ~わたしは生徒で、彼は先生で~

 「ただいま~。」

先生がいたら、なんとなく言えないひと言。

もちろん、返事なんて返ってこない。

自分で言って納得してみる。


本当に、わたしここに住むんだ・・・。

キッチンのテーブルに買い物袋を置くとじ~んと実感が押し寄せてくる。


玉ねぎを手に取ると、覚悟を決める。

料理は大好きだし、食べるのはもっと好き。

でも、玉ねぎのみじん切りだけはどうしても苦手で・・・。


いざ勝負!!

玉ねぎがまな板の上で刻まれていく。

リズムに乗った包丁の音。


わたしの瞳からこぼれる大粒の涙。


目が痛くて痛くて・・・









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