deepdeepdeep 夜の帝王との秘密な関係 ~わたしは生徒で、彼は先生で~
揺れる想い
「聖也・・・。」
いつの間にか誠君がわたしを呼ぶ時ちゃんがなくなっている。
そんなのどっちでもよかった。
わたしを妹のように気遣ってくれる誠君に感謝していた。
誠君との出会いがあったから、温かい家族ごっこに参加できているんだもん。
本当のわたしを誰も知らないこの場所で。
過去を思いながら生きて行く。
お父さんの事。
先生の事。