今日も明日も…私はあなたに恋をする。
おばあちゃんはおじいちゃんの事、好きじゃなかったのかな?
なんて今更考えても仕方ないし、聞けないし。
「あ、写真なかったっけ」
おばあちゃんによく見せてもらっていたアルバムの存在が頭の中をかすめた。
私はおばあちゃんが生前使っていた机の引き出しを開けてみる事にした。
「うわぁ、ほこりくさ」
もう、この部屋に出入りする人は私ぐらいだから、机の周りには埃がたまっていた。
「今度、掃除してあげるね。」
机の中を漁るのは申し訳ないと思ったけど、私はあのアルバムが見たかったんだ。