幸せの道へ[*続*先輩♀×後輩♂]
そんなことをふと思いながら歩き出そうとしたとき―…

ここにはいないはずの人が…、

目の前に立っていた。


『紗羅…?』


懐かしい声…。


「真尋…く、ん。」


私が大好きだった人…

そして、凜の父親。


「どう…して…?」


頭が混乱していた。

私は、一人で頑張るって決めた。

今更、どうすればいい?


でも、でもね、

やっぱりあなたを忘れることなんて出来なかった。


今…泣きそうになっているのが、その証拠。



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