先生の天使
第6章
「ギプス取れた〜〜☆」
嬉しそうに裕二が言う。
「おめでとう〜」
綾香が拍手する。

あれから1ヶ月が過ぎようとしていた。

「ドライブ行くか!」

うっ魔のドライブ。
何度でも寝ちゃうのよね。裕二君は楽しいのかしら…?
ないんス。ずっと話すネタがないんすぅ〜〜

「で…でもまだ危ないんじゃない?運転って…」


「大丈夫!骨折は左足。運転は右足。」

どうやら引く気はないようだ。
綾香は渋々承諾した。

「裕二の車に乗り込む」
「どこいくの?」
「多摩動物園!」

「へっ!?」

後部座席にはなにやら入ったバッグがある。

「ねぇ裕二君、あれ、何入ってんの?」
「ん、カメラ〜」

これは新鮮な情報だわ。裕二君カメラやるんだ。

動物園について綾香はびっくりする。
裕二のカメラだ。

「それって一眼レフっていうの?」
「うん、そうだよ」
「その長いのはレンズ?」
「そうだよ〜動物アップで撮りたいじゃん」

カメラにバズーカがついてる様にしか思えない。

「じゃ、行くか〜」 
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