whaitlovt―貴方に逢いたい―

雪・・・

ピピピピピピ。

「ふぁぁ~~」

目覚ましの音とともにアタシは、目を覚ました。


また嫌な学校が始まるのかぁ・・・・

そう思いながらアタシは制服に着替えた。



アタシは学校が嫌いだ。

勉強はだるいし、先生はアタシにしか怒らないってぐらいまじウザイ。

まあ、友達いるからって理由でいってるだけ。


ガチャ。


学校へ行く気がしないアタシは、嫌々ドアを開けた。

冬だから風も冷たく感じた。

「あぁ~だっるぅ」

アタシは、そう叫んで通学路を歩き出した。



周りのみんなは、冬だと言うのにすっごいミニスカのアタシを見て驚いていた。



「咲楽♪」

アタシは、声のするほうを見た。

そこには、大きく手を振りながらこっちに走ってくる莉有(りゆ)がいた。

莉有はアタシが小さい時からの大親友で、唯一アタシをかばってくれる大事な存在。


「おはよう咲楽☆」

「うん、おはよう莉有♪」

息を切らしてあいさつする莉有にアタシは、つられてあいさつをした。




< 3 / 4 >

この作品をシェア

pagetop