水の王子様



しかし、あたしは倒れなかった。



ゆっくりと目を開けると、あたしの体は支えられていた。



…もしかして?!



「…ったく。お前は直ぐ本気になるから」


「かっ…海?」


「ん?平気か?」


「うん…」



あたしは海から離れると急に顔に熱が走った。



何反応してんのよっ!!



海を見るとあたしを見つめていた。



ヤバい…!



あたしが顔赤いの分かってる…!



なんとか誤魔化さなきゃ!



アワアワとしていると海はあたしの肩に手を置いた。
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