イケナイ関係。
次の日あたしが気付くと、幹の家のベッドで寝ていた。

あたしは昨日泣き疲れて幹の腕に抱かれたまま眠ってしまったらしかった。
幹はもう起きていて、リビングでコーヒーを飲んでいた。


「あ・・・。幹・・・おはよ。」
「おーおはよう。」


「お前目真っ赤だぞ?腫れてるし。」


ウソッ!?嫌だー!!幹にこんな顔見られたくないよおっ!!!!


あたしは急いで顔を隠した。


「落ち着いてゆっくり答え出したら・・・言えよ。んで・・・ちゃんと猛と話し合えな。俺も・・・今は考えたいから。」

そしてあたし達3人はしばらく距離を置くことになった。


あたしには・・・幹とタケちゃんのいない生活なんて考えられないのに・・・。
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