青春の風
「はい……、残念です」
曖昧に返事をする私は、小さな胸を隠すようにして着替える。
「残念?」
「あっ、いえなんでもありません」
慌ててそう言った私の横で、大きめの胸を隠しながら着替える奈美ちゃんが疑問を口にする。
「青空先輩と咲良先輩は仲いいんですか?」
「仲ぁ? どうかなぁ、まあ悪くはないけどね。月夜とは中学から一緒の、腐れ縁みたいなものよ」
軽く答えながら、長い黒髪をゴムで結ぶ。
まあその姿の綺麗でかっこいいこと……。