カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜
「‥準備できたか?」


「うん、大丈夫。」


そこには昨日のスウェット姿が想像できないくらい、ビシッとキメているサトシくんが立っていた。


「サトシくんの私服、カッコいいね。」


私は鍵をかけながら言った。


オシャレなジーンズにブーツ、細身の黒いジャケット。


康介さんもそうだったけど、メンズ雑誌のモデルみたい。
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