カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜
「えーっ!?おめでとぉ!!」


「おめでとうございます!」


私と翔太くんは大興奮で、跳び跳ねながら隠し持っていたクラッカーをまた鳴らした。


「‥おまえら、クラッカーを乱用するな。」


戻ってきたサトシくんが冷静に言った。


「え?康介さんもサトシさんも知ってたんですか!?」


翔太くんと私は全く驚いていない康介さん達を見た。


「僕は美咲のイトコ兼保護者みたいなものだから。」


「‥俺はヒロと幼馴染みだし。」


‥そ、そうでした。


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