生きる意味を無くした少女の1つの光


「愛莉おはよう」


私が歩いていると後ろから声がした


「あっおはよう咲希」


その声の主は私の親友の藤本咲希だった

咲希は高校に入ってから友達になった

ちょっと抜けてるところがあって凄く可愛い
なんか守ってあげたくなる感じの子だ


「ねぇ愛莉宿題してきた?」


「うんしてきたけどどうしたの?」


「実は今日当たるんだけどやってないんだ…だから写さしてくれない?」

咲希は目をうるうるさせて上目遣いで見てきた
本当に可愛くて女の私でもドキドキした
それを無意識にしてるとこが咲希の凄いとこなんだよね

私には絶対無理だ……
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