アネモネ*~風、君を愛す~


担任のアタシを見る目に、

苛々が募っていく。

アタシが勢い良く立ち上がると、

椅子が大きな音を立てて後ろに倒れた。


{ガッシャーン}


目を瞑り顔を伏せていた皆が、

一斉にアタシを見る。


「先生?」


「…」


黙ったまま一点を見つめたままの増野。


「黙ってないで何か言えば?
アタシに言いたいことあるんじゃないの?
回りくどいことすんじゃねーよ」


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