アネモネ*~風、君を愛す~
「高山さん?どう言うこと?
話してくれない?」
「なー、高山?
ちゃんと話してみろよ?
こいつら高山を迎えに来たんだぞ。
それに犯人扱いされたままって可哀想だろ!」
「…犯人、ですか?」
高山さんが小さな声で呟いた。
「そう、犯人。
高山を虐めた?みたいな?
ま、担任の思い込みなんだけどな」
「増野がさー、アタシらの前で泣いたんだよね。
犯人とかどうでもいいけど。
事実がわかればそれでね」
アタシの言葉の後、
暫くして高山さんが話し始めた。