アネモネ*~風、君を愛す~


「アンタ何?
誰よ。ここどこよ?」


「お前さー、飯、食ってんの?
ガリガリだし、すげー、顔色悪いぞ」


「余計なお世話。
アンタに関係ないし、
それにお前って言うな」


「名前は?俺、敦志、20歳。
ここは俺が任せられてる店。
ホストクラブ。これでいいか?」


「アツシ?ふーん。どうでもいい。
自己紹介されても困るし」


「アツでいいよ。
で、名前は?」


「言いたくない」


「はっ?」


「だから言いたくない!
アンタに関係ない」


アタシが連れて来られたのは、

ホストクラブの厨房らしき場所だった。


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