わがままなメニュー
最悪だった…


この日のエステ…


なんとあの谷口って女と受付で出くわしたのよ!


彼女も驚いてたけど…部屋まで一緒


無言のままエステはボディマッサージに入った


『長谷川さんの彼女さん。私谷口しのぶっていいます。ぶっちゃけ…長谷川さんと別れてくれませんか』


『そんなのできるわけないわ』


『あなたと長谷川さん無理ありますよ…長谷川さんを道成寺に譲ってやってください』


『はあ?』


『道成寺は入社以来長谷川さんに惚れてるんです。それはもう乙女のごとくです』


『それ関係ないでしょ』


『あなたは華やかだから男はよってきます。だから新しい男見つけて、道成寺には長谷川さんをお願いします』


あまりにも真剣な眼差しで私をみる谷口しのぶに、私は身震いした


『晴彦好きなのあなたのほうじゃない。なのになんで友達なの?』


『いろいろあるんです。道成寺には返せない恩が…あの聞き入れてもらえます?』


私はマジな顔で谷口しのぶをみつめた
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