部活の天使
出会い編
快晴の小春日和。

今日、私は日向高校に入学します!

「はぁ~ドキドキするぅ~・・・」

私は、楽しみなのと不安で昨日の夜からドキドキしっぱなし!

だって楽しみなんだもん!!

私は早起きして今、高校探検中・・・

ここは・・・体育館かな?

朝練している部活があるみたいで体育館の中から叫び声やら、笛の音みたいな音がする。

ちょっと・・・のぞいてみようかな・・・・。

体育館の入り口からのぞいてみると、そこには・・・

「ディーフェン!!」

「拓未!!あがってー!!」

・・・すごい・・・

そこにいたのはバスケ部。

バスケットボールが吸い込まれるみたいにみんなの手元におさまっていく。

すごいな~・・・

思わず見入っていた私の鼓膜に響いたのが・・・

「あぶなーい!!」

!?

「え?」

声のしたほうを向いたけどおそかった・・・。

ボゴンッ!!

「っっっ!!」

バスケットボールが私の頭に落下して鈍い音がした。

私はその痛みに顔をゆがませ床にへたりこんだ。

視界がゆがむ。

「~っ」

半泣き状態になっている私に駆け寄ってきた男の人が、

「おい、大丈夫か?」

涙で目の前がかすんでよくわからないけど、男の人がしゃがみ込んで私の顔を覗き込んで

いるのはわかる。

「っすいませ・・・・大丈夫「じゃないだろ」

私の言葉をさえぎった男の人は私の頭をなでている。

その手はとても暖かくて頭の痛みが少しだけひいた気がした。

「保険室にいくぞ。」

そう言ってその人は私を無理やり立ち上がらせそのまま連れていく。

「えっ?」

まだ頭がガンガンしている私は体が少しふらつく。

「っと、大丈夫か?」

ふらついた私に気づいたのかその人は歩くのをやめて私の方にふりかえる。
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