ありがとう
気付いたら保健室にいた
手首には包帯
そっか私手首切ったんだっけ
『桜。目覚めた??』
茜先輩・・・。
『桜??』
『はい??』
バチーン
ほっぺがひりひりする
『なんで??あんなことするの??』
茜先輩はかなしそうに言った
『いいじゃん。茜先輩になんかわかんないよ』
『言ってみなきゃわかるかわかんないかは決まんないよ』
私は美穂先輩にされたことを全部言った
茜先輩は泣きながらきいていた
『大変だったね。何も出来なくてごめんね桜』
『茜・・先輩・・・。』
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