Mission、~俺達の未来~
 
 
本当…調子いいんだから。
 
 
「ずっと凛と一緒におる
ずっと隣におる
…いいやろ?」
 
 
そんなの決まってるじゃない。
 
「当たり前よ、ずっと一緒にいて
じゃないと…うちが攫われても知らないからね」
 
 
 
「ははは、絶対させへんよ」
 
 
「わからないわよ?襲われるか…」
 
 
言いかけて、やめた。
 
玲央が真剣な顔つきになったからだ。
 
 
「他の男襲われたいん?
絶対許さへんからな」
 
 
「バカ、そんなわけないでしょ」
 
 
そう答えると玲央安心したように笑う。
 
 
「やっぱ俺しか受け付けへんねんやー
いいよ、最高に気持ち良くしたる」
 
 
うちは顔を真っ赤にしてペチンと玲央を叩く。
 
 
玲央は笑って受け入れてくれた。
 
 
…好きだよ、ずっと。 
 
 
もう一生うち以外愛せないようにしてあげるんだから。
 
 
 
< 70 / 116 >

この作品をシェア

pagetop