Mission、~俺達の未来~
そしてその数日後。
あたしは走ってる悠生を見つけた。
何か必死だった。
「…大雅、美風!」
悠生が大雅と美風に声をかける。
「凛…凛知らねーか…っ?」
…え?
「凛?知らねーけどなんだよ」
「凛が…っ、とにかく来い!」
悠生が大雅の腕を掴んで階段を上っていく。
途中、美風があたしの存在に気づいた。
「…っ」
あたしは美風から目をそらしてしまった。
美風は不思議な顔をしながらも大雅達に着いていく。
…本当は、行きたかったよ。