王子と王子の愛しの姫(仮)
お母さんは席を立ち、電話をとった。
みんながゴクっと息を呑む。
「もしもし。鈴木蘭の保護者ですが・・・はい。
はい・・・本人ですね?かわります」
お母さんは保留ボタンを押した。
そして私は受話器を持つ。
私は本日二度目、息を呑んだ。
「はい?かわりました」
『蘭さん・・・ですね?』
「はい」
『本人証明のため、私がスカウトした場所はどこですか?』
「雑貨屋です」
『はい。ありがとうございます。私達の事務所に所属してくれるのですか?』
「はい。やってみたいと思います」
『ありがとうございます。明日・・・私達の事務所に来ていただけますか?』
「はい」
『保護者とで、お願いします。
事務所の場所は〇〇区〇〇〇ー〇〇〇〇です。』
「はい。分かりました」
『では明日。2時に。よろしくお願いします』
「はい・・・では、失礼します」
っぷ_____________________
私は機械音をきくとその場に崩れおちた。
「き・・・緊張した・・」
「私もよ・・・明日!2時ね!
お母さんが行くわ!」
「うん。ありがとう!」