True colors
「どうぞ、お乗りくださいお嬢様。」


「…へっ?」


「学校までお送りいたします。」


「あ、ありがとうございます。」


私はスーツ男にエスコートされ車に乗った。


そして車が走り出して数分後、私は気付いたのだ…。

(ていうかこの車でスーツ男なんかに送ってもらったりしたら、パレードでお立ち台の頂上にいるキャラクター並みに絶対注目されるし!無理無理!!)


しかし、今さら降ろしてくれとも言えず、車はどんどん進んで行き学校に到着した。



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