死に神ゲーム

side・・・shizuku




in 北海道





「うん、わかった・・・え?お土産?わかってるよ。そっちこそ次帰って来るときのお土産よろしくね?・・・・・・ん、それじゃ。ありがとね」




−Pi





「・・・来ちゃったよ、北海道」




手紙が来た次の日、私は飛行機に乗って北海道までやってきた。


目の前に広がるのは牧場・・・ではなく普通に人が行き交う空港。


いや飛行機からおりてすぐに牧場のほうがビックリだけどさぁ。




「さてと、ホテルに行こうかな」





あらかじめホテルは予約してある。


まあ、予約してくれたのはお母さんなんだけどね。

なんでもよく北海道に来たら泊まっているんだと。


ちなみに今お母さんはなんかドラマかなんかの撮影とかで外国にいる。




「それにしても北海道・・・寒い・・・」




さすが最北端・・・。

早くホテルに行こう。



停まっていたタクシーに乗り込むとホテルの名を告げて出発。







ホテルの名前は、華乃宮ホテル――――



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