hajimari

白が一面に迫った直後、自分が粒子になって飛び散った気がした。

眩しい白の光りの中を漂って…

それから唐突にハッと我に返った。

我に返れた…

自分がここにいる。

おもわず振り返る。

龍が、突き抜けて行ったと思ったのだ。

けれど、そこにはなにも変わったものはいなかった。

空を見た。

塊だった雲が散り散りになって、溶けて行っていた。




そしてオレは、意識を失ったらしい・・・




< 7 / 7 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

ヒトリノセカイ
冬芽./著

総文字数/2,535

恋愛(純愛)11ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
あの人、胸にぐっさり、矢が刺さっている…
吐露するキズ跡
冬芽./著

総文字数/21,727

恋愛(純愛)62ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
  かわいい羽ちゃんが好きなんだけど、 トウゴさんの事を裏切れない。     
綺麗なブルーを描けません
冬芽./著

総文字数/62,279

恋愛(その他)176ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
世界には、綺麗な青が存在してて、目を奪われる 普通に生きている人の心には、そんな青がブルーとして存在していて 辛いはずのブルーはとっても綺麗で でも、あたしの中のブルーは、とっても鈍色にできていて... その、鈍いグレーの世界から、 あたしは、いつか、抜け出ることができるのだろうか × × × あたしには10年間思い続けているヒトがいて、 なのに、それを知らないそのヒトは、あたしに、今夜彼女にプロポーズするって報告してくれた。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop