願望恋愛♪ ~もしも・・・~

課長が私を下ろすと

ずっと立っていて、私たちのことを見ていた芳樹くんに
課長が近付いた


「芳樹…
お前、どうゆうつもりだ…?

ただの…いつもの遊びや気まぐれで
彼女にキスしたのかっ?!

そうゆうつもりな…」



「遊びじゃねぇよっ!!!」


芳樹くんは、課長の顔を真っすぐに見た


「オレ…メイが好きだ!!

今まで付き合ったオンナなんかと全然違う、
オレのコト、ちゃんと見てくれて
言ってくれるメイを
オレは、好きになった…

アニキだって、

ホントは、メイのコト、好きなんだろ?!

大人ぶっていいカッコずらすんじゃねーよっ!


アニキがメイのコト好きじゃねぇなら
オレはメイを彼女にすっからなっ!!」


「………」


「黙ってンなら、いいんだよなっ!!」


私は、2人をまともに見られなかった

ずっと、俯き、2人の会話を聞いていた

困った…

マジで困った…

こんな事態になろうとは…


メイは、外身だけであって、
中身は、今日子なんだってコト、
どうやって説明しよう…


いや…

説明せず、バッくれる…
なんて…は…できないか…


あーん…

一体、これからどうなるのぉーーーー!!!!!!!
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