願望恋愛♪ ~もしも・・・~

「あーぁ、あんなんじゃ、
オンナにモテないわねぇ…」


背後から、ボソッと
呟く声…


「星羅っ、アンタは、時間大丈夫なのっ?
今日、1限目からじゃなかった?」


振り返れば、
メイクばっちり、
ロングの髪の先端は
クルリンとコテで名古屋巻な
お洒落に命をかける娘


「うん、休講になったの忘れてた
後期の授業、
いろいろ変更になってんだもん

でも、いーわ
ゆっくり行って、美里と
学校のカフェでお茶するから」


「そう、じゃぁ、
お弁当は玄関においてあるからね」


「わかったー
お母さん、今日パート遅いの?」


「ううん、今日はお休み
11:00に、さとみと
典子んとこ行くの
今日、何食べさせてくれるんだろー
楽しみだなー」


「いーなー、余ったらもらってきてよぉ」


「余ったらねー

さー、片付けと掃除しなくちゃー」


のんびりとまた部屋に入っていく
娘を横目にリビングへと戻る
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