恋愛条件



「ゴメン……ゴメンね、大輔」



大輔はまるで子供をあやすみたいに
あずさの髪を撫でながら抱き締めた



「大丈夫……謝らないで?
次は俺が護るから………
これからはずっと俺がついてるから
もう……不安にさせないから」




「うん…………」




あずさは大輔の胸の温もりを感じながら
我慢してた分、泣いた


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