となりの空席


「そっかぁ。大野くん、弥生の隣の席だったね。弥生のことでも考えてた?」


クスクスと笑いながら俺の周りを歩く


「図星だった?」



「別に」


図星っていうか...まあ考えてたっちゃあ考えてたけど...





「弥生が居なくなったから大野くんきっと告白ラッシュだよ♪」


「は?」


頑張って~と言いながら去っていった





なんだあいつ






終業式が始まるので

俺は体育館に向かった



< 95 / 220 >

この作品をシェア

pagetop